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ギャラリーハウスMAYA『装画を描くコンペティションvol.16』_e0084542_16135487.jpg

今年の夏のことなのですが、作品をようやくデータに出来たのでアップします。
ギャラリーハウスMAYAさんの『装画を描くコンペティションvol.16』で
審査員の鈴木久美さんの賞に選んでいただきました。
鈴木さんは現在、大活躍中の装丁家。
書店で「すてき!」と本を手に取ると鈴木さんのデザインだったということがしばしばあります。
『装画を描くコンペティション』は課題図書、もしく自選の本の装画を描くというテーマのコンペで、
毎年開催されて今年で16年目とのこと。
http://www.gallery-h-maya.com/competition/vol16/

本選びから、本読み、さてどんなアプローチが良いのか。
この課題に向き合うことは、自分に向き合うことであり、
それは厳しくとも楽しい年中行事のようになっていました。
結果はなかなか及ばず、そのたびにうなだれることもまた糧に。
MAYAさんはひとりひとりに必ずコメントを付けて作品を返してくださるので、
その紙片を何度も読み返しては、また前を向いていけることも、ありがたいことです。

今回選んでいただいたのは課題図書の『赤い靴』(アンデルセン)で描いたもの。
可愛らしいお話かと思って読んでみたら、なんともくるしい物語でした。
少女の赤い靴からはじまるその運命のかすかなざわめきのようなものを表現したいと思って描きました。

コンペの入賞は初めてのこと。本当にありがたいことです。
これを励みに、また一歩ずつ前進していきたいと思います。

今回のコンペの入賞者展が2月に外苑前のギャラリーMAYAで開かれます。
私は他の受賞者の方とグループ展に参加させていただきますので、
また近くなりましたらお知らせいたします。
# by ayako-iwagami | 2016-10-03 16:48 | お知らせ
朝日新聞ボンマルシェ(8/20)_e0084542_1513619.jpg

朝日新聞のライフスタイル紙面『ボンマルシェ』で
カットとマップを描きました。
クラブツーリズムさんの「あるく」ツアーで、毎回すこしずつ設定された区間をあるきながら
富士山一周や東海道の旅を楽しむそうです。
これから涼しくなってきたら、気持ち良さそうですね。
シンプルなマップですが、それなりに資料に目を通して描いています。
中でも本栖湖の写真が美しいものばかりで、心引かれました。
いつか行ってみたいなあ。
夏の想い出_e0084542_10143993.jpg

田舎育ちのインドア派なわたくしが、
この夏はめずらしく山に出かけた。

気心の知れた旧友とその子どもたちと一緒に、
目の前は空、遥かかなたに普段生活している場所が見渡せるようなところで丸一日を過ごした。
年に1度か2度しか顔を合わせないはずの子ども同士は、なぜか気が合うらしく
何があるわけでない山の一角でまさに寝る直前まで、そして起きても朝飯前から、よく遊んだ。
母たちも、特別なことはせず、ただ普段と大して変わらない食事を作って、
よく笑い、よくしゃべった。
夜は満天の星だった。
天の川らしきものも見えた。そして東京は猛暑日だったが、そこは寒かった。

思いがけず、携帯が圏外だったのもよかった。
ぜったいに電話がかかってこない、メールも来ない、気になることがあっても調べられない、
これが想像以上に気持ちを軽く、ゆるめてくれた。

朝日の中で、大空に向かって食べる朝食がおいしかった。
いつもと同じパンやハムだったけれど、ハイジとおんじが食べるパンとチーズの気分だった。



夏の想い出_e0084542_10145224.jpg

しばらく日を置いてから、今度は実家に帰省した。
田舎といっても我が家の環境がのどかなだけで、周辺には住宅地も市街地もある。
今年は、アウトドア派な妹も帰省したので、
彼女の指南で、軒先バーベキューなどをしてみた。

実家のキッチンからなんでも出てくるお手軽バーベキュー。
なのに米だけは息子が必死になって飯盒で炊いて、おいしかった。
私はまったく、バーベキューなんて興味もなかったはずだったが、
外で食べる食事はたとえ庭でもやっぱりおいしかった。
夕方から夜になり、時おり小雨もまじえつつ
お手軽チーズフォンデュでビールをのみながら、炭の火を眺めるのもよかった。

結論、
私が苦手だったのはアウトドアレジャーだった。
ごく普通の暮らしの中に大きな空やどこまでも続く雲があったり、
風や雨の匂いを感じたりすることは、やっぱり幸せに感じるものだと、今更ながら気づく。
そりゃそうだ、そうやって育ってきたんだから。
こうして、ずいぶんとリフレッシュできた今年の夏の想い出。
本よむ暮らし_e0084542_14591822.jpg

ブログが、とんとご無沙汰だった数ヶ月、
特に変わったこともない日々を過ごしておりました。
変化といったら、本を読む量がふえたくらい。
日課として本読むことは
肌触りのよい布団にくるまれて夢心地になっているような癒しの時間。
いつもの暮らしの中にいろんな温度の風がそよそよと入ってくる感じ。

佐藤さとるさんの『だれも知らない小さな国』シリーズの続編を30年ぶりに
有川浩さんが手がけた『だれもが知ってる小さな国』は、
児童文学というよりも普通に大人も読める読み物でした。
懐かしさと、未来への希望でいっぱいの、現代らしい香りもする物語。


本よむ暮らし_e0084542_14595936.jpg

6月に入ってから一気に読んだ守り人シリーズは、
ファンタジー小説のひと言では言い表すことのできない舞台設定の厚みがすごい。
架空の世界ながら時代小説、戦国絵巻。
風土のちがいからなる、国の生い立ち、政治体系、民族気質、
それが隣接する国ごとにしっかり設定されていて、
なおかつそれが説明的でなく盛り込まれているところに一番読み応えを感じました。
上橋菜穂子さんの作品は他のものも読みましたが、すべてすばらしかった。
作品を読み進めると、匂いが感じられるような。
深い森に入って密度の濃い木々の匂いや湿気、雨や土の匂いのようなものがしてきて、
私自身はそんな体験をしたことが無いはずだけれど、
昔むかしの生命力あふれる濃い大気を吸っているような気がするのです。
ただいま11冊目、あとすこしで読み終わってしまうのが名残惜しい世界。



ときどきTwitterでは読んでる本をおとものおやつやドリンクといっしょにアップしています。
@ayako_iwagami
よかったらそちらものぞいてみてください。
装画『運命の人とつながる神様の恵み』_e0084542_1473264.jpg


久しぶりのブログ更新です。
『運命の人とつながる神様の恵み』(宝島社)で装画を担当しました。
著者はスピリチュアル心理カウンセラーの日下由紀恵さん。
魂がふるえる「ソウルメイト」、つまり運命の人ってみんないるんですってよ!
ふむふむなるほど。
漫画のページもあったりして読みやすい一冊です。
この夏の恋のおともに、ぜひ。