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ポーチに、なに入れる?_e0084542_124138.jpg


私、女にうまれてウン十年。
ポーチというものの活用法が分からずにおりました。
お店にはたくさん売っているし、お土産やおまけでもらったりもする。
だからみなさんよっぽどポーチを使うのだろうと思いはするものの、
はて?私にはどうしたもんだか分からずでありました。

それが、ここ最近、(主に子供と)出かける際に、持って行きたいあれこれを
ひとまとめにしたらアラ便利じゃない!ということで、
私のポーチ事情、二足歩行を始めた人類のようにメキメキ(?)進化しつつあります。

普段の外出で、あったら助かるものをいかにコンパクトにまとめるか?
さて、何をいれ、何を省くか?整理整頓の苦手な私が
この小さなポーチ内だけはマメに内容を整理しています。

虫除けスプレーに虫刺され薬、ハンドクリームに絆創膏。
ハトサブレーのケースはもともとクリップの入っていたものですが
この中に私の必需品、頭痛薬と酔い止め薬など。
ここに描いてあるほかにも、マスクや汗拭き、今は冷えピタ(冬はカイロ)などなど。

なに入れる?
なに入れる?
考えるのにはまってます。
外出先でこんなのが必要な時には言ってね。色々持ってます。
よみきかせ本『世界おとぎ話』_e0084542_12191084.jpg

ここ最近はボロボロに風化も激しいこれ。
ウン十年経っているこれは、私が幼稚園児の時に読んだもの。
「みんなが知ってる世界おとぎ話」シリーズ。
1冊ごとに、「正直ものとうそつきの話」とか「がんばりものの話」とか
テーマに沿った日本・世界の物語りが6~7編収録されている。
これが全部で14冊あったと思う。
ドキドキするようなちょっとした冒険ものや
お決まりの因果応報ものが多かったけれど、私は大好きだった。

この本はなかなか勝手が良くて、
絵本のように幼児が読める程度の簡単な文章ものでありながら、
傍らには、大人が読み聞かせるための詳しい文章バージョンも記載されている。

しかもその文章には読み聞かせかたのポイントになるような注意点が
ルビみたいに書いてある。
「大げさに」とか「少し間をおいて」とか、
発音でアクセントを置くところも、時々印がついていたりする。
参考にするとかしないとかは置いておいたとしても、やってみると「へ~」と思うことも多い。
人に伝えるための分かりやすい話し方、に気づかされる事もある。
よみきかせ本『世界おとぎ話』_e0084542_1233327.jpg

私は小さいころはひら仮名だけのバージョンを読んで、
小学生になって大人用のほうをもう一度読んだから、
一粒で二度美味しい的なお徳感のある本だった。
それを子供にまで読ませようというのだから、そりゃ本もボロボロになるって。
でも、もともとが昔話なんだから、本が古くったっていいよね(笑)。
修繕して読み倒します。

巻末には<おかあさまのページ>というのがあって、
各物語りの解説と、物語を読んだ後に子供にできる遊びが
指人形作りとかそれぞれの物語りにあわせて紹介されている。
これは親になってはじめて気づいた。
おかあさま・・・かあ。

絵は何人かの方が描いてらっしゃるんだけど、
素朴であいまいさもたくさんあって、いいなあと思う。
# by ayako-iwagami | 2012-05-11 12:55 | こどもの本。
よみきかせ本『やかまし村の子どもたち』_e0084542_0124769.jpg

寝る前の読み聞かせをしばらくしていなかったので、やってみた。
ちょっと目論見もあって、絵本でなく自分の好きだった児童書を。
母の自己満足だね(笑)。

今回はリンドグレーンの『やかまし村の子どもたち』。
田舎に三軒だけ並んだ家に住んでいる子供たち6人が、
ただただ毎日遊んでる暮らしが描かれている。
でも、その遊び方が干草置き場でトンネル掘るとか
林の中で木の間にツリーハウス的なあそび小屋を作るとか、
子供のころは羨ましくってワクワクして。
大人になった今は、この遊び方がたくましくも思え、キラキラしていてやっぱり羨ましい。

息子には特に注釈も加えずそのまま読んでいたから、
分からないことも多かっただろうけど、
それでも面白いところでは笑ったり、ドキドキするところでは興奮したりしていたから
(寝られないじゃん!)楽しんでたらしい。
毎晩「読んで!」と言われてたので。
久しぶりの再読に母も満喫。

私は息子ぐらいのころは寝る前に母が本を読んでくれたけど
やっぱり絵本でなくて子供用の名作全集だった。
私の西洋児童文学好きのルーツはおそらくここ。
言葉からあれこれ想像したことも、たまに現れる挿絵に心ときめかせたことも、
今につながっている気がする。

次は、続編『やかまし村の春夏秋冬』にするか、他のものにするか、楽しみに考えよう。
# by ayako-iwagami | 2012-04-30 00:35 | こどもの本。
春の散歩_e0084542_928321.jpg

実家に5日ほど里帰りしました。
家の裏はお寺さんで、その敷地ギリギリに桜の木が3本あるのが、みんな満開でした。
遠目から見ると、平屋で周囲にも家など何もない我が家は
桜に包まれているように見えます。
よそ様の桜なのに、我が物顔で独り占めです(笑)。
このあたりの桜はピンク色がけっこう濃くて、桜色が青空に浮かんできれいだった。

天気は良く、暖かく・・・というより暑く。。
何もない田舎だけれど、泥遊び好きの息子に庭で思いっきり土いじりをさせたり、
虫取りをしたり、林の中を散歩したりさせたくて。
でも冬は名物のからっ風が強くて寒いし、
夏は日本最高気温エリアなので暑くて無理。
この季節ならば大丈夫!
と思ったけれど、散歩してたら暑くてふらふらになってダウンしました。
そうかと思うと翌日は雨で寒くて、ストーブとコタツだし。
なかなかいい季節って難しい。
早起きすればいいんだけどね。朝だけじゃ子供は満足しないよね(泣)。

でも春の野原は青や黄色や黄緑色が小さく小さく散りばめられていて、
本当に素朴で愛らしい。
土筆とかタンポポとか摘んでるだけでも息子は笑顔でありました。
わかるわかる、母もそうだったからね。
私も、ただぼーっと散歩して、じーっと雑草を見つめて、いくらでも時間を過ごせた子供でした。
今もあまり変わらないな(笑)。
郷里の桜_e0084542_14534824.jpg

満開です。
実家の裏の森は少〜し萌。
でも小鳥たちが賑やかです。