カテゴリ:日々の記し-ひびのしるし-( 277 )

今日は東京、地震がありました。

ちょうど私は今活動してるMOTの仲間と
代官山の西郷山公園でテントをはってその中でミーティング中。
そこに、ドスン!グラグラ〜!

地震ってずいぶん何度も経験してるけど
これまで、建物が揺れてる、床が揺れてるって感覚で。

でも、靴を脱いで、
芝生の上にじかに張ったテントのなかでペタンと座っていると
下からボコッって、地面が動くのが分かる。
ボコンッ!グワ〜ングワ〜ン!

地震ってほんと地が震えてるんだ!!
大地の力を体感した一瞬。

おおきい。
銀座クリエイションギャラリーG8で
ささめやゆきさんの個展「ブリキの舟に乗って」。

この日はささめやさん×和田誠さんのトークショウ。
仲間数人と拝聴にいく。

中でも、ささめやさんの
「真っ白な画面の前で悩み続けたら、
チューブから絵の具を直接画面に出して、画面の上で混ぜて塗る。
すると、そこになんらかのイメージができて
そこから絵が完成していく」
というお話が印象的。

ささめやさんの絵に惹かれる理由はたくさんあるけれど
ひとつは色。
まったく、私の個人的な感想だけれど、
なんだか夜を思わせる、静かな色。
赤やオレンジであっても、夜空の星を連想させるような明るさ。

それも、
「映画館やサーカスのような、暗いところから明るいところを見ているのが好き」
というお話を聞いてなんだか納得。


良く晴れた、秋の夜。
なんだか気持ちに明かりが灯る夜。
昼過ぎには出かける予定が、大幅に遅れて
おやつの時間をすぎたくらいに、家を出る。

表参道。

青山塾生とそのOBOGのグループ展をみてから
HBギャラリーまでコツコツと歩く。

網中いづるさんの個展「リボン」。
スウィートでやわらかい色。
でもタッチが潔い。
そのバランスがたまらなく、ここちよい。
感動。
夢想。

先日「素敵ですよ」と教えてもらったばかりの
Louleの甲斐みのりさんとの絵本「リボン」も購入。
「何か」をつくるって、いい。

久しぶりにホームページを更新。
galleryに4点、追加。
どうしても色が飛んでしまって見にくいのですが。

最近は比較的明るい色のものに挑戦。
気のむくままに描いてくと、ダークな色づかいになるので、
もう少し甘い感じの色もやりたくて。

10代の頃から、彩度の低い色が好きで、
洋服もかなり地味だったと思う。
でも、
そういえば最近は洋服でも、ピンクや芝生みたいなグリーンが気になるかも。

洋服でも、モノでも、花でも、鳥でも、映画でも
何でも色が気になる。
実体がよくわからなくても、色の記憶だけはかなり細かく残る。
感情も、人柄も、風景も
できれば色で例えたい。

きっと、「色」は私の暮らしの中の温度計のようなものなんだ。
いま本屋さんに並んでいる「ku:nel」の表紙、
長崎訓子さんの絵がすてき。
やっぱり、いい。

自分の気分の中で色んなことがごちゃごちゃになって、
しばらく「ku:nel」やそれに続くたくさんの白色系の本や雑誌に
近づかないようにしていたのですが。

「意地はってないで、もどっておいでよ。」
そう言われてる気に、なってしまう。

そうしようかな。
白色に染まるのも、そうでない色を選ぶのも、私。
大切なのは、自分の真ん中にあるもの。
そんな復帰の思いを込めて、長崎さんの表紙を家に持ち帰る。
ささいなことなのだけど、ちょっとした思い切りをつけてくれた。
そんな強さのある絵との嬉しい出会い。
目黒の庭園美術館で庭園ツアーに参加した。

今日は秋晴れ。
ひんやりした空気に白い日射しがまぶしい。
庭園内を散策し、ふと見上げるともみじの木陰。
ちいさな青い葉はひとつひとつが本当に星みたい。
その葉の隙間からキラキラと陽が射し込む様子は、さながら天の川。

ちなみに、私の天の川のイメージは
幼いころ読んでいた初山滋さんの『たなばた』であることが最近判明。


星といえばもうひとつ。

我が家にプラネタリウムがやってきた。
『大人の科学』の付録でピンホール式プラネタリウムの組み立てキット。
普通、肉眼では星は6等星までしか見えないのを、
このプラネタリウムは7等星までうつしてあるらしい。
暗くした部屋で点灯してみると、「うわっ」と思うくらいの、満天の星。
一面がむしろまだら模様に見えるくらい。

そういえば、実家の真っ暗な庭では、見上げれば
「夜空って黒くない」と思えるほどの白いつぶつぶの星がいっぱい見えた。
冬にスキーウェアを着込んで、友達と庭に寝ころんで流れ星を待ったこともあった。

そんな、ひんやりとした黒と白の空気を思い出す、我が家のちいさなプラネタリウム。
近所のスタバで書き物をすることが多いのですが
今日は行ってみたら、お店の真ん前で道路工事中。
重機の真横をすり抜けるようにして店内に飛び込むくらいの至近距離。
2Fの席に陣取って、窓から見えるのはシャベルカーのアームの動き。
こんな近くで見たことないよ。まるで動物。
グウーン。
ヌー。
ノーン。
ダーア。
といってるように見えるような。もはや現場カフェ。もしくは重機ライブ。
見慣れたものが新鮮に見えた体験。