夏の色、いろいろ。
お盆帰省からまた東京に戻ってきました。
暑いのと、盆迎え、親戚・知人宅への盆参りなどで
なかなか遊びに出かけることもなく、
暇をもてあました息子でしたが。
実家の庭はただの土、植木が奔放に生え、
父が亡くなってから本当にちょっとばかりになった畑。
いろんなガラクタがころがっていて、
とても「庭」とは言いがたいような土地。
でも息子はこの雑然とした庭で遊ぶのがすき。
何にもないから何でもあり、みたいなね。
木材のきれっ端を集めて泥を塗って重ねてレンガごっことか、
石をたくさんひろってきて積み上げて家を作ったり。
いくらでも泥まみれになってもいいし、怪我しなきゃ何してもいい。
それを部屋から眺められるんだから親も子もストレスフリーな遊び場。
あそびは自分でみつけてね、っていう親の願いは今のところ通じている模様。
まあ、度を越して、むしろ自分で考えたものしか受け入れなかったりするんだけど。
今回は色水づくりにはまっていた。
朝顔と、なんだろう?オシロイバナ?
夏の日差しに似合う色。
真っ青な空にギラギラの入道雲。
そうかとおもうとウロコ雲。
金色の夕焼け。
水しぶきのなかの虹。
おおきな茶色いカマキリ。
盆棚に飾るほおずき。
きゅうりの馬、なすの牛。
そんな夏の色を息子と眺めてすごした数日。
by ayako-iwagami
| 2012-08-17 21:02
| 日々の記し-ひびのしるし-