よみきかせ本『世界おとぎ話』

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ここ最近はボロボロに風化も激しいこれ。
ウン十年経っているこれは、私が幼稚園児の時に読んだもの。
「みんなが知ってる世界おとぎ話」シリーズ。
1冊ごとに、「正直ものとうそつきの話」とか「がんばりものの話」とか
テーマに沿った日本・世界の物語りが6~7編収録されている。
これが全部で14冊あったと思う。
ドキドキするようなちょっとした冒険ものや
お決まりの因果応報ものが多かったけれど、私は大好きだった。

この本はなかなか勝手が良くて、
絵本のように幼児が読める程度の簡単な文章ものでありながら、
傍らには、大人が読み聞かせるための詳しい文章バージョンも記載されている。

しかもその文章には読み聞かせかたのポイントになるような注意点が
ルビみたいに書いてある。
「大げさに」とか「少し間をおいて」とか、
発音でアクセントを置くところも、時々印がついていたりする。
参考にするとかしないとかは置いておいたとしても、やってみると「へ~」と思うことも多い。
人に伝えるための分かりやすい話し方、に気づかされる事もある。
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私は小さいころはひら仮名だけのバージョンを読んで、
小学生になって大人用のほうをもう一度読んだから、
一粒で二度美味しい的なお徳感のある本だった。
それを子供にまで読ませようというのだから、そりゃ本もボロボロになるって。
でも、もともとが昔話なんだから、本が古くったっていいよね(笑)。
修繕して読み倒します。

巻末には<おかあさまのページ>というのがあって、
各物語りの解説と、物語を読んだ後に子供にできる遊びが
指人形作りとかそれぞれの物語りにあわせて紹介されている。
これは親になってはじめて気づいた。
おかあさま・・・かあ。

絵は何人かの方が描いてらっしゃるんだけど、
素朴であいまいさもたくさんあって、いいなあと思う。
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by ayako-iwagami | 2012-05-11 12:55 | こどもの本。