カテゴリ:みたもの。きいたもの。( 22 )

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月曜日に友人の初個展のオープニングパーティに行きました。
絵の仲間が集まって楽しく過ごすのも久しぶり。
とっても楽しくいい時間でした♪

で、そのときはギャラリーで作品をゆっくり見られなかったので
今日、リベンジでもう一度足を運び、ゆっくり見させていただき。。。
子連れでしたが・・・すみません。

あさみいこさんの絵は個展タイトル通りキラキラ。
かといって、ちまたにあふれているようなピカピカ系ではなくって
愛らしくもあり、クールさもあり、さりげない上品さ。
日常の何気ないものがそんなキラキラをまとってお行儀よく並んでます。
我が子の大好きなガテン系アイテム、軍手や三脚なんかもあって!

土曜日までですが、ぜひ!

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あさみいこさん個展「キラいろ」
2009年11月30日(月)~12月5日(土)
ギャラリー・スペース・ユイ(南青山)
(時間11:00~19:00 最終日17:00まで)
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これまた連休中のこと。
今度は木場の現代美術館にて
『メアリー・ブレア展』

ディズニーで『シンデレラ』や『不思議の国のアリス』などの作品の
カラースタイリストとして活躍したり、
ディズニーランドのit's a small worldのデザインを担当したりと
誰もが知っている作品の陰の立役者的な方。
二人の子供を育てながらプロのアーティストとして要職を得た女性ということでも気になる存在。

ディズニーで作品を制作する際に
原作からいろいろな場面をアーティストがイメージして描いて、
それを元に作品が出来上がっていくのだって。
小さなサイズの絵なんだけれどたくさんあってそれをボードに貼り付けて、
それを元に、場面のアングルとか色使いとか、そういったものを決めていくのだそうだ。
このコンセプトアートって、つまりは社内資料用のものだと思うけれど
それがとても綿密で美しい。
とくに色使いはやっぱり素敵で、シックな色合いや大人っぽいピンクの使い方なんかが
ディズニーが子供だけのものでないことを思わせるところだと思う。

膨大な量の絵を描いたのだと思うけれど、描くの速そうだなあ。。。
ガッシュってこんな仕事のためにあるんだなあ。。。なんてつまんないこと考えたり。
すべてにおいて職人さんだ、と思った(もちろん賛辞)。

実のところ、ディズニー作品に興味があまり無かったのだけれど、
作り手の仕事に対する熱のようなものに接して、
古いものから見てみようかなあという気持ちになっております。
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世間ではシルバーウィークというのだそうですね。

この連休前、金曜日に子供を託児に出してお休みさせてもらった。
土曜も日曜も旦那さんはほとんど不在なので、
もろもろやりたいこともストレスもたまってきて
そうゆうのは溜めては私にも子供にも良くない・・・と思ってみたり。

まあ、数時間のあいだ羽を伸ばして。
というか、実際にはかなりの急ぎ足で
銀座へ。


クリエイションギャラリーG8にて
『しゃぼん玉飛んだ 170人のイラストレーターが描く日本の童謡・唱歌』

相変わらず作品数に圧倒される。
一生懸命見てると目が痛くなる。
でも、同じテーマで様々なアプローチを見ることが出来るので勉強させてもらってます。
水口理恵子さんの「はち」がとても好きな感じだった。
ミュージック・マガジンの表紙を長い間やっていらして、すごく素敵だったのだけれど
産休ということでそのお仕事はおやめになったらしい。
いまごろ育児真っ最中なのに、やっぱりこんなに素敵なんだわ。。。
なんて、結局いつもと変わらないことを考えるわたしの休日。


その後、ギンザグラフィックギャラリーに移動
『銀座界隈隈ガヤガヤ青春ショー』

これはやっぱりあたりまえだがすごすぎる。
灘本唯人さん・宇野亜喜良さん・和田誠さん・横尾忠則さん。
青春時代を共に過ごして一時代を築いてきた方々。
ひとりひとりの才能・実力を
あらためて、高い高い山を見上げる思いで眺める。
そしてその時代に思いをはせる。
やっぱり時代の温度・におい・色のようなものを感じて創ることは必須だ。
時代を感じることと、普遍的な美しさ
それを併せ持つことの偉大さを感じた展示。


あっという間のOFF。
子供を迎えに行けば、そのあとはまた公園行って、買い物して夕食作って。。。
まあ、今のところこれが私の日常。育児を積み重ねる時代なんだろうけど。

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先日、友人の個展におじゃましてきました。

クボさんの絵は物語があって、その世界も色合いもとっても深みがあって。
原画にじっと向き合っていると、その絵の感情なのか自分の感情なのか
喜びだったり悲哀だったり
はにかみや憧れといった、かすかな想いの感覚がよみがえってくるような。
それは、夢の中で忘れていた気持ちに出会うときに似ているかも知れません。

彼のホームページの絵本や展覧会についてのコラムも読み応えがあってお勧めです。
ぜひ!

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クボ桂汰さん個展「プール展」
池袋・マルプギャラリー
2009年8月3日(月)~8月31日(月)
10:00~19:00(31日は17:00まで)
土日とお盆は休み。ただし下記日程で臨時開館してます。
※12日(水)のみお盆休みで閉場。
8月8日(土) 13日(木)・14日(金)・15日(土)・22日(土)の土曜日とお盆は13:00~19:00開場してます。
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金曜日から始まった、友人の個展へゆっくりとおじゃましてきました。
かれこれ10年近くのお付き合いの彼女の絵は
シンプルで、愛嬌があるのに、格好よくって、大人のエレガンスを感じるもので。
私はファンとしても初個展に勝手に感激しております。

会場は、やっぱり素敵だった!
エッフェル塔もフランスパンもありませんが
フランスの香りがします!
今回のモチーフは身近な道具たち。
身の回りのモノをこんなふうに温かく、生き物のように見つめられたら
毎日が生きいきと、楽しくなりそうです。
そんなゆるやかなポジティブを感じる展示。
水曜日までですので、是非に♪

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もとき理川さん 個展
「働く女 Les travailleuses」
2009年6月19日(金)~24日(水) 11:00~19:00 (最終日17:00まで)
OPAギャラリーにて

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そういえば、先日『つみきのいえ』を観た。

台詞のない
ナレーションのない
ただ、絵が語る物語。

言葉に頼らずにいると、
人はこんなに一生懸命に見て、
考え、
自分の心というか自身とダイレクトに向き合って、
感じるものなんだなあ。

もちろん
絵の温かかさ、
お話としての面白さ、
無駄のないすべてがそうさせるんだけれど。

『つみきのいえ』という作品を観いながら
自分の心を見つめているようで。
観れば観るほど、人によって、感じ方が違うんだろうな。

そんな作品。
やっぱりすばらしかった。
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HBギャラリーへ和田誠さんの個展を見に行った。
映画のラストシーンばかり油絵で。

あたりまえだが

やっぱり

すごい。

どこが、どうよかったなんて、私がここで言うまでもないので遠慮しておきますが。
ただ、
映画1本分の物語を背負ったラストシーンを
そのワンシーンだけで十分に語っているのは、
やっぱり すごい。



以前、TIS展の二次会か何かで、和田さんの隣に座らせていただいたことがある。
そのときに
「毎日、夜は家で映画を見る。古いのも新しいのもとにかく見る。」
とおっしゃっていた。つまり年間何百本。
私がそこで「一番良かったのは何ですか?」と聞いたら
「そんなのたくさんあるからぜんぜん選べない。そんな質問はダメ。」というようなことを言われた。
確かに。アホな質問をしたもんだ。深く、反省。

ちなみにその場で私の反対隣に座ってらしたのは山口はるみさんで
べトナム刺繍の美しいお召し物だったので、そのお話をささやくような声でしてくださった。
大ベテランですがとっても可憐なかたでした。


というわけで、和田誠展 「ラストシーン」、今週水曜日までです。
今日はいい日だった!
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先週、はじめて世田谷ものづくり学校を訪れた。
友人に誘ってもらって、
「黒板落語カフェ」なるイベントへ。
世田谷ものづくり学校はもともと学校の校舎そのもの。
その中の、一教室で黒板を背に三遊亭好二郎さんのお噺し。
ワンマン2ステージ(・・・って言わないな、きっと)。

改めて。
いいですね。落語。
なにかと刺激過剰の娯楽があふれる中で、
ゆるりとお腹の中から、福々と笑わせてもらいました。
好二郎さんもおっしゃっていたけれど、
落語って落語家さんの芸と、聞き手の想像力で成り立っている。
芸のうまさで、聞いてるこちらはどんどん情況がうかんでくるし、
そうかと思うと、その思い込みを逆手にとって意外な落ちがあったりする。
だから、落語の面白さって、芸人さんの芸もさることながら、
自分の頭の中で起こってることだったりするんだな、と。

当日は教室がお客さんでいっぱい。
前半分が座布団席、後ろのほうは教室のままの机と椅子。
立ち見の方は後ろの壁ぎわへ。授業参観みたい。
この、教室で笑うっていうのも新鮮だった!
みんなで一斉に笑うと、なんかクラスメイト的というか、
妙な一体感があったり、
そういえば昔、学生の頃に
こうやって教室が笑いに包まれてる時ってすごく幸せだったな、
なんて幸福感に浸れたりして。
この日はおいしいお団子や最中、お茶や梅酒なんかもあって、大人の幸福感もばっちり。

。。。。。。

後日ふと思い出したこと。
小学生の時、学校の図書館にあった「落語噺集」みたいなシリーズに
手を出して、ずいぶん読んだはずなんだけど、
その時の内容って全部、江戸が舞台だったと記憶。
「落語って江戸っ子の話!」くらいに理解していたのだけど、
そういえば、上方の落語っていうのもあるのよね。
じゃあ、上方の落語ってやっぱり舞台は江戸じゃあないんだよね。。。
と、本当にいまさらながら気づいたところ、
あたりまえだが、「上方落語噺集」のようなものもちゃんと存在するわけで。
学校図書館からXX年かかって、
今度は世田谷の中央図書館で上方の落語に触れようと思ったのでありました。
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先日、東京駅ステーションギャラリーの『前川國男建築展』にいってきた。

建築の専門知識はないから
それなりの見方になっていたとは思うけど
ずいぶん時間をかけて見て回れたと思う。

なかでも
その内容はよく分からないものの
手描きの図面からはある種の温度のようなものが伝わってくる。

図面自体は作品じゃないし、
ツールとしてコンピューターを使うのにも利がある。
もちろん、データとしての図面を作ることと
手描きで図面を描くことが、
モノ作りへの思い、技量などを測る指標にはならないだろう。

それは重々承知した上で、
それでも手描き図面の一本一本の線を見ていると
得体の知れない何かが備わっているような気がしてならない。

なんなのか。
それを簡単に「愛」なんていってしまったら
私はコンピューターがすこぶる苦手なアナログさんですよーと
開きなおってるようなものかしら?


ちなみに東京駅ステーションギャラリーはこの展示をもって
一時休館するらしいです。
2011年にリニューアルオープンとか。
以前は展示室内もレンガで床も木でなくて
赤じゅうたんだった気がするのだけれど、ちがったかしら?
今回壁は白いクロス張りでした。
レンガの風情が好きなギャラリーなので、
リニューアルしてもあのレトロ感が残ればいいなあ。
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映画『シルヴィア』をDVDで見た。
公開時から気になっていたのは、衣装が素敵そうだったから。
50年代のイギリス、アメリカファッション!
そんな、かなり軽い気持ちで見たのだけれど...。


苦しかった。
怖かった。
ちなみにこの映画は
サスペンスでもスリラーでもありません。
ひとりの女流詩人の人生の話。
詩作、恋、結婚、そして...。


映画としてどうとかの感想ではなくて
ただ、ただ、このシルヴィアの状況が
私にとっては、ひどく苦しい。
苦しいけれど見なくちゃいけない。
見えないふりをしていたものを
見せられたような。

息がつまりそうに苦しい。
怖い。
翌日、街を歩いていても悲しくて涙が出そうになるほど、
心になにかをくらった感じ。

この感覚ははるか昔、『山月記』を読んだ時以来。
読むのが怖いのだけど、向き合わないわけにはいかない、
自分を見据えるための特別な物語。
長年かかって、ずいぶんと折り合いが付いてきたと思うけど。

このシルヴィアとも、きっと自分の中で丁寧に向き合うしかないんだろうな。
人生にはその時々でふさわしい出会いがあるのだと思う。
たぶんこれもそんな私にとってのタイムリーな課題なんだろう。

なんて。
暗い感想。あくまでも主人公シルヴィアに対する気持ちね。
映画自体がどうってことではなくて。

さて、当初の目的だった映画のファッションは衣装担当が
『エデンより彼方に』と同じだそうで、なんだか納得。
『エデン〜』はカラフルだったけれど
『シルヴィア』は画面全体がグリーン基調。
その印象とストーリーを考えると、やっぱり映画ファッションは面白いなと思う。
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