カテゴリ:日々の記し-ひびのしるし-( 277 )

夏日のさなかに息子の小学校の運動会があった。
決して広くはない校庭は校舎とともにまだ立て替え工事をしたばかりの新品。
その一隅に、樹齢数百年の大きな木がある。
道路と建物に囲まれた校庭だけれど、その木陰はやっぱり涼しい。
子どもたちはこの大樹に愛着を持っているらしく、よく会話の中に登場する。

学校に大きな木があるっていうのはいいな、と思う。
私がその昔、通っていた小学校にも大きなすずかけの木が二本、しかも校庭の真ん中に立っていた。
もともとは校庭の隅にあったのが、校庭の拡張で真ん中になってしまったらしく、
校庭の真ん中が大木二本というのはずいぶんと変わった光景だったと思うのだけれど、
子どもたちにとってはあってあたりまえ、
なんだかずっと見守っていてくれるような存在だったように思う。
木の下で遊ぼう
木の周りをぐるぐる回ろう
あっちの木からこっちの木まで走ろう
何気ない日々の生活の中に揺るぎなく存在してくれるもの。

そのずずかけの木は私が4年生のときに切り倒されることになった。
老朽して危険なことが理由だったような気がする。
神主さんもきて、全校生徒ですずかけの木のお別れ会をして、
学年で一人ずつ、すずかけの木に向けて作文を読み上げるというのを
4年生の私と1年生の妹も朝礼台にあがって、おこなった。
大きな木がなくなった校庭は、広くなったけれど、のっぺらぼうみたいで
しばらくはおかしな感じがしていた。

校庭の真ん中に大樹が二本。
一風変わったこの校庭が、私にとっての思い出の姿なのだ。
どんなに体育の授業がしづらくても、
枯れ葉が校庭にどんどん落ちても、
それが私たちの場所なのだ。

だからきっと、息子も大きな木のあるちいさな校庭に、愛着を感じているんだろうと思う。
子どもの気持ちは、大人の価値では計れない。

私はいまも、すずかけの木の肌ざわりを覚えている。
[PR]
e0084542_15524187.jpg

気持ちのいいお天気が続いています。
かといって、遠出もせず、
近所の公園でいつものお友達と、ひたすら遊び続ける休日。
でも、この時間、かなりのリラックス効果あり。
去年もブログに書いた気がするけれど、この時期はお花畑にバラが満開で。
でも近所の人しか来ないので(たぶん)、いつも空いている。

この日は芝生に散水していたところに子どもたちは突入していたようで、
気がつけばびしょぬれ…・
Tシャツを脱がせて、わたしの首に巻いていたストールを身体に巻き付けて
なんだか妙にエキゾチックな風貌になって遊ぶ我が子。。。
でも、ぬれたシャツもその場に広げていたらすっかり乾いて、
帰る頃には元通りになりましたとさ(笑)。
根性で遊んだね。

e0084542_15525675.jpg


遊ぶのが、仕事、
遊ばせるのも、仕事、な、お年頃かな。
[PR]
e0084542_198141.jpg

ようやく、ささやか〜な兜をかざった本日。
今年は飛び石ながら、ゴールデンウィークに入っております。

緑がまぶしいこの季節、
近所の広場ではこどものためのイベントがありました。
劇あり、ライブあり、出店あり。

子どもたちは段ボール迷路に夢中。
段ボールを筒状につなげていろんなコースができていて、
はいはいしながら長いトンネル状態の迷路を動き回る。
出ては並び、出ては並び、何度繰り返しただろう。
家でもよく段ボール遊びはするものの、
さすがにこんな大きなコースは作れないので、
子どもたちにしてみたら、もう、夢のような場所。

何度も何度もトンネルの中を移動しながら、彼らは何を思い描いていたのかしら。
洞窟の探検家、それとも秘密基地の隊員、見知らぬ街の散策?

いいなあ、と思う。
何にでもなれる時間。
[PR]
e0084542_171414.jpg

先日のガーデニング誌のお仕事。
送っていただいた資料や、他にも自分で探したものを
このようにパソコンで見て、参考にしながら描くことが多いのです。

最近はパソコン画面で肩こり・頭痛がひどいのでPCメガネを愛用。
パソコンを見る時はもはや必須。
色はついていないタイプなので、このまま絵も描けるのだけれど、なんとなく違和感。
かけてみたり、外してみたり。
夜はコンタクトを外すので、近視用メガネ。そうしたらPCメガネはかけられない。。。
この上、そう遠くないうちに老眼鏡も必要になってしまうのだろうか。

メガネ、眼鏡、めがね。

めがねに翻弄される日々。
[PR]
e0084542_15585228.jpg


NHKの連ドラ「ごちそうさん」が終わるまでに、なんとかしたいことがあった。

それは長い間、冷蔵庫の中に放置状態だったぬか床を復活させること。

なんとなく開けるのが怖くて手つかずだったのを、たまたま来た母が
「これ行けそうよ」と言うので、手を掛けてみることに。

足し糠をして、捨て漬けを繰り返して…。

ごちそうさんは終わってしまったけれど、なんとか復活しそうです。

大切にしたら、いつかこのぬか床も私に語りかけてくれるだろうか。
[PR]
e0084542_15535162.jpg

年度末。
息子の小学生1年目が終わり、春休みに入りました。
小学生になったら子育てはラクになるよ、とよく言われていたのですが、、、
いかんせん自由すぎる息子。
結局は息子ペースで日々を暮らし、
むしろこの一年の方が気ぜわしかったような。
でもおかげで、彼も私も小学校にずいぶん慣れました。
それなりに超えるべき困難もあったけれど、いい一年だったな、と思える春。

実家に帰ってきています。
ソメイヨシノはほんのちらほら程度ですが、
なにやら濃いピンクの桜が満開。
去年はこの時期、同じ場所もソメイヨシノが満開だったのです。(こんなかんじ
息子にとってはアウェイな私の地元。
それでも、公園で見知らぬ女の子と仲良くなって遊び続け、
お昼も分けてもらって一緒に食べ、「またいつか会おうね!」って手を振って。
そんなときは、その自由さがうらやましい。
[PR]
e0084542_1243259.jpg


決して得意でも、好きでもない、食事づくりの中で、
ほとんど唯一の好きな作業。

餃子づくり。

淡々と刻んで
黙々と混ぜて
そりゃもう、粛々と、といっていいほど
もの静かに、ただただ包んでいく。

好きなんです。
この単調さ。

家事でも何でも仕事って、手早く効率的に行うのが一番だったりしますが、
でも、このひたすら包む仕事は、
そうゆう手早さが苦手な私が現実逃避しつつ一品出来上がる時間だったりするわけで。
なんだか考え事をしたり、ちょっとリセットできたり、
時には多少の哲学的な気分を帯びた餃子が出来上がるわけです。

とりたてておいしいわけでもなく、
とりたてて美しいわけでもなく、
ましてや手早いわけでもない。
何年やっても進歩しないんだけれど、でもその時間が好きなんです。

我が家の包みかたは内側にタックを寄せるみたいな。
餡がいっぱい入ります。
[PR]
e0084542_1712633.jpg

先日、お友達に誘ってもらって、
初めて「テーブルウェア・フェスティバル」へ出かけました。
東京ドームにぎっしりならぶ食器やカトラリーなどの大イベント。
知っていはいたものの、なんせキャンピングライフの我が家では、
ほとんどモノを買い足すことがなかったので、これまでは無縁だったのです。
ところが最近、愛着の持てる食器が少しずつ欲しいなあと思いはじめ、
そんな矢先に、なんてグッドタイミングなお誘い。

お友達のご親戚が窯元をやっていて出店しているというので、そこも興味津々で伺ったのです。
結果、
とっても満喫しました。
和洋の食器が大部分ですが、竹製品、木製品、布製品、ありとあらゆるテーブルウェアが。
特に和食器をあんなにたくさん、いろいろな産地のものをゆっくり見比べたのは初めてで
とても新鮮でした。

お買い物の目当てはどんぶりだったので、たくさん見た中で
お友達のご親戚の窯のものを。
シンプルなんだけれど、とっても繊細なヒビみたいな模様が全体に入っていて
素朴な雰囲気でありながら上品。
丁寧な仕事ぶりのものが身近にあるというのは気持ちがいいものですね。
大事に使います。
あとは白山陶器で以前欠けてしまっていた小鉢を買い足したり。

ひさしぶりにお買い物で元気になりました。
[PR]
e0084542_9203261.jpg

ぎりぎりの季節感ですが、寒中お見舞いをお送りしました。
お年賀状をくださった皆さま、ご挨拶がおくれて申し訳ございませんでした。

あたらしい発見、
うれしい出会い、
新たなチャレンジ、
そんな期待を胸に
地をしっかりと踏みしめながら、
日々の生活を冒険気分で暮らしていきたいなと思う2014年です。

着込んだコートからふわりと軽やかなブルーのスカートがのぞいて。
先日こんな女子を街で見かけたので、描いてみました。
手には望遠鏡、これは私の願望。
ホームページのトップ画像もこちらの絵に変更しました♪
http://a-iwagami.com
[PR]
e0084542_15292855.jpg

実家からの荷物の中に、
庭の蠟梅の小枝がいくつか。

今年は正月飾りのできない我が家に、季節の香りがやってきた。
ちいさくても香しい。
「蠟梅」といっても、「梅」の仲間ではないんですってね。

招き猫といっしょに。
[PR]