花祭り

天気の良い朝の日課は、
どこへ散歩へ出かけようか考えること。
昨日は松蔭神社方面、おとといは二子玉川。
今日はまた馬事公苑か・・・。

するとお寺さんに手伝いに行っている実家の母からメール。
「今日は花祭りだから境内が賑やかだよ。近所のお寺に行ってみれば~」
そうか4月8日は花祭り。お釈迦様の誕生日だ。
特に熱心な仏教徒ではないし、花祭りも行ったことはないから
どんなものかはまったく分からない。
でもなんとなく「花祭り」なんてなんか華やかそう!

そう思ってご近所のお寺に行くことにした。
勝光院というそのお寺は、吉良氏の墓があるというので
忠臣蔵!?と思っていたが、まったく別の吉良氏なんだそうだ。
住宅地の中にあるけど、とても静かで手入れが行き届いている。
門の横にある竹やぶが、いつもさわさわと気持ちよいのだけど、
今日はより一層、青々としていた。

そして境内に入ったら、
し~~ん。
いつも通りの静けさ。誰もいない。
あれ?花祭りやってないのか?宗派が微妙に違うとか?
そろそろと入っていくと本堂にお坊さんが。
よくみるとバケツくらいの大きさのものに花が飾ってあって
なにやらちいさな柄杓が置いてある。
中央にちょこんと見えるのはどうやらお釈迦様らしい。
「あの~」訴え顔でお坊さんに話しかけると
「どうぞ。柄杓でお茶をかけてください。」と。
ぱちゃぱちゃ。
終わり。
柄杓が二つあったので、意味もなくもうひとつのでもかけてみる。
ぱちゃぱちゃ。
終わり。
どうしようかな・・・と思った絶妙なタイミングで
お坊さんが小さな茶碗に甘茶をいれてくれる。
はじめて飲む甘茶は不思議なお味。テン茶みたいな?
お坊さんが子供をあやしてくれる。
子供はご機嫌。
入れ替わりに親子連れが一組やってきた。
帰りに甘茶の飴をいただいて帰る。

なんか、こんなに静かな「祭り」もあるんだなと。
考えてみたら、花祭りワッショイ!みたいなはずもなく・・・。
ただ静かに静かに、風が吹いて竹のさわさわする音が聞こえる
さわやかな春のひととき。
境内から出たとたん、子供は寝てしまった。
そんな花祭り初体験。
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by ayako-iwagami | 2007-04-09 00:10 | 日々の記し-ひびのしるし- | Comments(0)