図書館で借りた、こどもの本。

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寝る前の読み聞かせ。
私が調子の悪い時は、自分で読むための本を1冊読んで寝る、
という夜も増えてきて、絵本に触れる機会も少し減ったこの秋。
息子はもっぱら角野栄子さんの「ちいさいおばけシリーズ」を読みあさっています。


『ヘンゼルとグレーテル』
(スーザン・ジェファーズ絵/おおばみなこ訳)
意外と定番の物語を読んでいないことに気づき借りてきたもの。
夢のようなお菓子の家から一変、魔女に捕まって食べられそうになるというくだりは
すごく怖かったようで、子どもは固唾をのんで聞いていました。
そもそも貧しさのあまり、親が子どもを森へ置き去りにしようと話し合うという
冒頭の出来事じたいが衝撃的だったらしい。
そうよね。昔話って残酷なのよ。
でもその残酷さから何を感じるかが、肝心なんだよね、きっと。
昔話の残酷さを怖い、嫌だと思う気持ちは子ども心に大切なんじゃないかとも思う。
絵がとっても繊細で美しくて、
恐ろしさを際立たせるようでもあり、救いになっているようでもあり。


『スイミー』
(レオ・レオニ作 谷川俊太郎・訳)
教科書にも載っているというスイミー。
「レオ・レオニ展」で自分だけ堪能して読んだ気分になっていたら、
息子はまだ知らなかった。。。
学芸会で上級生がこの「スイミー」を演じたらしく、うんうんとうなずきながら聞いていました。
レオ・レオニの作品には小さくて賢いものが主人公になることが多いですね。
小さくて賢くて、大きいことを望むわけでなく、ただまっすぐに生きる、みたいな。
その潔さを心地よいと、いつの日か子どもが感じてくれたら嬉しいな。

『そりにのったトコちゃん』
(佐藤さとる・作 /村上勉・絵)
久しぶりのコロボックルシリーズ。
とくべつ劇的な出来事が起こるわけではないんだけれど
小指半分ほどの大きさの小人の世界、その日常というのが
おだやかで、ちょっとだけドキドキして、安心して読める一冊。
トコちゃんのソリは椿の葉っぱでした。
かわいらしい。
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by ayako-iwagami | 2013-12-18 12:00 | こどもの本。