夏の庭

e0084542_1444247.jpg


夏生まれのわりには夏は苦手で、
海のない地方で育ったわりには、海遊びにも憧れないし、
日焼けも嫌いだから、まだ年配のマダムの専用アイテムだった時代から日傘で学校に通っていたし、
雷はコワくて、未だに稲光とかみたいと思わないし、
蚊にすごくさされるほうだし、
暑くてすぐぐったりするのに、クーラーもすぐ具合が悪くなるし、
誕生日もお祝い気分でなくなった年頃になり、もはや夏…いいとこなし、みたいな。

とはいえ、たとえ苦手でも、田舎育ちなもので
四季折々の温度、におい、風などにもいちいち懐かしい気分にはなるものであります。
私個人的には体質的に苦手だけれど、でも木の葉も、畑も、雑草も、
ぐんぐん伸びていくようすは、じっと見ていることはなくとも、風景と空気そのものに
力強さを感じるし、蒸し蒸しとした湿度が草原の地面から立ち上がってくると
草のにおいがして、ああ、夏だなあ…なんて感じたり。
そんな感覚そのものは、とても大切にしていきたいなと思うのです。

写真は、近所の公園にある手入れをされた庭園。
もわ〜っと湿度が高いけれど、草や土から湧き出る湿度は、ちょっとだけほっとする。
[PR]