図書館で借りた、こどもの本。

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1月に読んだ本たち。
あいかわらずの読み聞かせ。喉の痛い日はお休み。

『かがくのとも おいだらやまのくま』
(米田一彦・文/田中豊美・絵)
息子セレクト。
図書館に行ってもまず、かがくのともコーナーから選ぶ息子。
結果、興味ある無いに関わらずいろんなのを持ってくる。
これはある山に住む熊の2年くらいの暮らしの様子。
生まれてずっと母熊と一緒だった子熊たちを置いて、
ある日、母熊はオスの熊と一緒に森に消えてしまう。
いわゆる子離れなんだけれど、そのシーンで息子はちょっぴり
不安そうな顔をしていた。
人間の子離れは、まだまだ先よ…。

『かがくのとも ターくんのちいさないけ』
(西村繁男・さく)
息子セレクト。しかもこれ、二回目。
好きなのかしら、これ。
おじいちゃんと庭に池を、穴を掘るところから作り、その様子を2年分くらい
描いたものなんだけど。
「いいなあ〜うちにもお庭があれば、池つくれるのになあ〜」
実家の池がちょうどこのターくんの池くらいの大きさだから(昔、父が作った)
やろうとおもえばターくんみたいにビオトープ的な池を作ることは出来るとは思うけど
日々観察できないとつまんないもんね。

『かえってきた ネッシーのおむこさん』
(角野栄子・作/西川おさむ・絵)
前回借りた、『ネッシーのおむこさん』の続編。
ネッシーと結婚したかいじゅうザブーには子どもがたくさんできて幸せに暮らしていました…
からはじまる物語。ひきつづき、ほのぼの。
でもやっぱり人間たちのエゴに巻き込まれ、でも最後は仲良しに。
ザブーが居なくなった故郷の湖が汚れていった…のは、
湖がさみしくておしゃれをしなくなったから…っていうところには
なんだか心がふわっとしてはっとした。

『神沢利子のおはなしの時間1』
(井上洋介・絵)
この1冊には「くまの子ウーフ」の物語が収録されています。
自分では内容を忘れていたけれど、今回ウーフを読んでびっくりしました。
「いのち」「おかね」などのことを語っていますが、深い!
子ども向けのシンプルな文章なだけに、哲学的。
例えば、「ウーフはなにでできているか?」。
「ニワトリは卵をたくさん産むんだから卵で出来ている」と言うウーフ。
友達のキツネに「じゃあウーフはおしっこするからおしっこでできているのか」と言われてしまい。
血も出る、汗も出るけれどボクは血や汗だけで出来ているの?
だったらいろんなこと考えられないよ。おしっこがそんなこと考えないよ、と考えて…。
結果は「ウーフはウーフでできているんだ」!
子どもも大人も、思春期の中学生なんかも読んだら感じることが多そう、な1冊でした。

『ききみみずきん』
(木下順二・文/初山滋・絵)
以前もご紹介した、大好きな絵本『たなばた』とおなじ、初山滋さんの絵。
日本の昔話だからなのか、色使いはレトロ。
でも曲線やら構図やらほんとうに美しい。
ききみみずきんは物語も好き。
父親の形見の頭巾をかぶると鳥や木の声が聞こえる。
その声にしたがって、木を救い、人の病気を治し、しまいには村を救う。
物語そのものも酷いところがなく、押し付けがましい勧善懲悪や教訓も無く
清らなおはなしだけれど
言葉と、絵で静けさとか柔らかさをよけいに感じられる気がします。
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by ayako-iwagami | 2013-02-03 12:00 | こどもの本。