映画『天井桟敷の人々』

先日、近くの下高井戸シネマで鑑賞。
1945年のモノクロ作品。
色がないけれど、絵画を連想させるような優雅さ。
バチストの無言劇の、指先まですべてと衣装のドレープの美しさ。
活気と喧騒と堕落などでごった返す、雑多なパリの通り。
華やかなものも、そうでないものも、美しく見せてくれるような。

バチストの思い
ガランスの思い
ナタリーの思い
それぞれが繊細な作品みたい。

ドイツ占領下のフランスで、こんな大作が作られるなんてすごい。
日本では娯楽を取り上げられ、学生から学業までもとりあげて勤労奉仕をさせていたような時代に。

休憩を挟んで1部、2部、三時間半。
時代を超えた名作を、ゆっくり観られる午後のひと時は本当に贅沢だと思う。
[PR]
by ayako-iwagami | 2012-04-03 15:25 | みたもの。きいたもの。 | Comments(0)