装画の仕事『残念な日々』

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装画を担当させていただいた本が発売になりました。初めての翻訳ものです!
『残念な日々』ディミトリ・フェルフルスト・作 長山さき・訳
新潮クレスト・ブックス

作者の自伝的な小説。
父とその兄弟たち、祖母とともに暮らす主人公。
その暮らしは日々、カフェに入り浸り、酒まみれ。
貧乏、堕落、でも本人達は誇りを持って、そのマイペースな暮らしを貫く。
思い返せばそれは「残念」な日々。

この「残念」は、「う~ん残念!」っていう感じのニュアンス。
後悔とかそういった類のものでなく。
独特の雰囲気を持った物語です。

ベルギーの作家さんで、本国ではベストセラー。
映画化もされていて、日本では映画祭でのみ上映されていたそうです。
そういった情報をいただいたので、ゲラを読む前からなんとなくのイメージができました。

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今回はずっとやってみたかった、初の翻訳物!
クレスト・ブックスのシリーズは造りがきれいで、イラストレーターの活動を始めたころからの憧れでした。
しかも営業用のファイルにもほとんど女性の絵しか入れていない私に
「おじさんを描いてほしいのです」と言ってくださったことに、感謝。
楽しかった!!!
色合いもガーリーな感じでなく、久しぶりに少しはっきりしたものにしてみました。

本日発売です。
永く愛される本になってくれるといいな。
もし見かけたら是非お手にとってご覧くださいませ。
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