『宇宙』えほん

e0084542_20112565.jpg


先日、時間があったので久しぶりにゆっくりと本屋の幼児コーナーをあちこち眺めていたら、
この『宇宙』(加古里子え・ぶん)に遭遇!
かこさとし氏といえば自分の幼い頃は『からすのパンやさん』。
子供に読んだものでは『だるまちゃんとてんぐちゃん』にえらく感銘を受けた記憶あり。
そういえば加古氏はもともと理系の方だったはず。

これ、
はじめは小さな小さなノミの大きさの話から始まる。
ノミのジャンプ力を人間が持ったら・・・ビルもひとっ飛びとか。
それから虫や動物の飛ぶ力の比較やら
人間が飛ぶための道具を作り出した歴史、その力の比較。。。
そして、その力が宇宙にまで広がっていく。

決して物語りではないのだけれど、
最近の「くらべる図鑑」的な表現がひとつのストーリーになっているように感じ。
あと、やっぱり言葉がいい。すごく心地よく、そして凛とした感じで語られる。

宇宙は地球と月の関係から、太陽系、銀河系・・・もっともっと遠く、広く、どこまでも広く。
ページをめくるたびに、
ああ、世界に限りなんてないんだ!
って、すごく大きな気分になる。気持ちが良い。
うれしかったり不安になったり。ワクワクする。
そして、涙が出そうになる。
絵本でもない、図鑑でもお勉強の本でもない。
そもそもこの本は1978年のものなので、ロケットや宇宙そのものについても、
実際はもっと技術や解明が進んでいるんだと思う。
でも大切なのは「情報」ではなくて、
この本が本当に伝えてくれるのは『宇宙』そのものの「ロマン」なんだろう。

興奮状態で母は即買い。

5歳児には多少補足しながら読みすすめ、
宇宙がちょっとしたブームな彼にはなかなか楽しめた様子でありました。
カラフルなわけでもなく、キャラクター的なものが登場するわけでもなく、
媚びるところのない本ですが、そんなの関係ないのだね。
[PR]
by ayako-iwagami | 2012-02-21 20:55 | こどもの本。 | Comments(2)
Commented by かおり at 2012-02-22 01:08 x
めちゃくちゃ、宇宙好きの私としては、見たい!今度貸してくださいまし(*^_^*)
Commented by ayako-iwagami at 2012-02-22 16:55
>かおりちゃん
私も宇宙好き~~
中央図書館のプラネタリウムも親子で楽しめていいよね。
本は今度是非みてちょうだい!